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2013/12

私の履歴書【未来編】

未来のある時点を想定し、自分自身の「私の履歴書」を執筆すること。今後のキャリアについて考える2日間の研修*に参加し、2日目に出された課題だ。1日目は過去を振り返り、自分の原点に関する「私の履歴書」を作成した。参加者は皆、私と同じ40代半ば、約10人のグループ内で各自が執筆した履歴書を発表する。

未来のある時点の設定は自由だった。私は10年後の自分を想像して作成したが、定年退職時や息子が社会人として出発する日、はたまた自分のお葬式で子供が弔辞を読むといったユニークなシチュエーションを設定する者もあった。

未来の自分について執筆するに際しては、様々な思いを巡らした。研修の主旨から、自分は将来どんな仕事をしていきたいだろうかといった点は勿論だが、仕事以外ではどんな趣味を楽しんでいきたいか、定年退職後はどこでどんな風に暮らしていきたいか、自分の子供達にはどの様な進路を歩んでほしいか、自分はいつこの世を去るのだろうか、等々。普段もぼんやりと考えることはあるが、文章を書くという課題を前に具体的に真面目に向き合った。

グループ内の皆の発表も聞いてみて感じたことは、如何なる環境の変化も「前向き」に捉える姿勢や、自分を色んな形で支えてくれている両親、妻、子供、友人、同僚への「感謝」の気持ちの大切さだ。何れも当たり前と言われればそれまでだが、研修という場で同世代の者が同じ様な悩みや想いを抱えていることを共有することで、自分の中により強く焼き付いたのだと思う。

自宅に戻り、研修の成果である過去と未来の「私の履歴書」を妻に見せてみた。未来の履歴書を読んだ妻は一言、「私はいつまでも歳をとらないの!」。前向きであるとともに、「楽天的」であることの大切さを妻から学んだ。


*:㈱教育と探求社による研修。


尾崎 充孝
国際本部
国際第一部長


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